適当にエフェクターを紹介していくブログ

電車通学って大変ですよね。下宿止めてから久々に感じました。特に終電が２２時半とか泣。ところで皆さんは電車の中で何してます？本を読む。ｽﾏﾌｫのゲームをする。テスト勉強をする。ニュースを見る。などいろいろありますが、結局寝ちゃいますよね。僕が思うに、睡魔はあの電車が動く周期的なリズムからやってくると確信しているので、やっぱり電車の音をかき消すくらいの音量で音楽を聴きながら本を読んだりするのが時間を有効に活用できて良いですね。あっ、でも音漏れには十分注意してますよ笑。

 

さて、今回紹介するのは前から気になっていた歪みエフェクター、ファズファクトリーです。噂に聞いていた通りブッ壊れたような変態的な音が出ますね。サークルで２，３人が、このエフェクターを持っているのですが、実際にあまり使っているところを見たことが無かったので試奏してみたところ、今までの歪みエフェクターの常識をくつがえされたような印象を受けました。

コントロールはvolume,gate,compress,drive,stabilityの５つとなってます。

まずはvolについてですが、音量の変化が大きすぎるように感じました。だいたいは９時から１０時くらいの設定で十分かと思います。１２時以上にあげようとしましたが、ちょっと何が起こってるかわからないくらいの爆音になったので、もう少し細かく音量設定できるようにして欲しいですね。

gateは、ノイズの出方によって音抜けを調整できるようで、左に回すと音がこもり、右に回すと鋭さが増していくといった具合でした。流石にgate（扉）とだけあって音が開いていく感じがしました。また、右に回すに連れて、低温域から高音域の強調度合も変わっていたので、TONEの役割も兼ねているといえるでしょう。

このエフェクターの特徴の１つといえるcompもなかなか面白いコントロールのようです。右に回すにつれ、音が潰れてブチブチ感が増し、フルにするとコマ切れで大丈夫かと言いたくなるような音になります。余計な歪みやノイズを削るためのものでしょうか。そういう意味ではキーとなるコントロールになりそうです。

driveはいつもどおり歪みを調整するものですが、設定が０でも十分歪んでくれますね。１２時くらいまでは安定した音になっていましたが、２時から３時以降にまでくると、歪みすぎて、こもった感じの音が出ていました。

さて、最後に忘れてはいけないstabコントロールです。おそらくこれが、fuzz factryの最大の特徴と言ってよいでしょう。driveが０のときは、stabを上げ下げしてもあまり変わらないのですが、driveを一定まで上げた状態で、stabを下げると、勝手に音が発振されます。つまみを下げるにつれて発振音も低くなっていくようです。またこの音がブッ壊れたような音なので、最初はびっくりしましたが、個人的にはクセのある音で好きですね。compとの兼ね合いでさらに変態的な音も作れそうです。使えるかどうかは別として笑。

Fuzzエフェクターにしては、いろんなことができる一機ですね。正直びっくりしました。全体的な音質はジャリっとしていますが、艶がありますね。fuzzといえばこもりがちな音というイメージがありましたが、きちんと気持ち良い歪みが出ていました。また、gate,comp,stabでもいろいろ面白い効果を加えれるので、いろいろ遊べて良いですね。fuzzを買おうと思っている方には十分検討できるエフェクターかと思います。