適当にエフェクターを紹介していくブログ

どうもこんにちわ！いやー、春はやっぱり忙しいですね。今下宿をしてるんですが、５月に引っ越しをするのでその準備やらで全然こっちのブログのほうが手付かずでしたねｗ

さて、今回紹介するのは２つのモードを搭載したディストーション、Keekruderです。基本はLEVEL、DISTURB、TONEでそれぞれ、音量、歪み、音域を調整するという感じになってます。まず、第一印象としてはトーンの聞いた太い歪みが得られるエフェクターだと感じました。また、DISTURBのつまみをいじる事で、すごい変化が得られるようです。ディストーションのつまみが７時から１１時くらいまではクランチのような歪みになりますが、そこから１時の方向にかけては音圧のあるディストーション、それ以降はファズのような割れたような音となってます。大きく分けて３種の歪みタイプが選べるといってもよいでしょう。TONEの幅も広く、回すほど初めからある低音に中高音が継ぎ足されていくといった具合でした。どの設定でもこもったり、耳の痛い音も出ずにしっかりとした抜けの良さを保っていたので、設定幅は広いと感じました。そして、忘れてはいけないもう一つのスイッチ・・・VOICEです。このスイッチを踏むと、拡声器またはラジオから出るような奥のほうから聞こえる空間系エフェクトがかかります。またこの時は、VOICEつまみが有効になり、左にまわすほど、閉じたようなこもった音、右に回すにつれてそのこもり具合が開いてくるといった感じです。ただやっぱり全体的にこもっちゃう音になるので使いどころがすごく限定されちゃいますね。実際使うとなると面白い機能かと思います。一つ補足ですが、このVOICEスイッチはDISTUREBERスイッチがオンになっているときのみ有効で、単体では使えないみたいなので注意してください。

VOICEスイッチは使うのが難しそうですが、ディストーションエフェクターとしては非常に良い物かと思います。全体的に音圧や抜けも良く、歪みの幅も広いので、汎用性の高さという点では嬉しい一機ですね。また、一応空間系エフェクトも兼ねているということ考えると、めずらしいエフェクターといえます。